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ギター用のクリップチューナー Pitchclip 2+

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ギターのチューニングに便利なクリップチューナー


テレビなどで自宅からオンラインでギターの弾き語りをしているミュージシャンを見ているとギターのヘッド部分になにやら機器が付いているのを見かける。

あれは何だろう?マイクか何かかな?なんだかかっこいいなと思っていたが、実はクリップ型のチューナーだった。

最近20年ぶりに押し入れからギターを引っ張り出してきて、恐る恐る弾いてみたりしている。

YouTubeを見てみると今はギターレクチャー動画がたくさんアップされていて、昔では考えられないくらい上手に練習できるチャンスがある。

久しぶりにちょっと練習してみようとレクチャー動画を見ていると、動画の中の先生は例のクリップチューナーを使っていた。

聞くところによると、チューニングがすばやく正確に行える優れもので必需品だとの事。

なるほど!よし、まずはチューナーからだ!と勇んで購入したのが、KORGの「KORG PC-2 Pitchclip 2+ クリップチューナー ピッチクリップ2プラス」という製品だ。

KORGの「Pitchclip2+」到着

写真のような箱に入って到着した。思っていたよりも小さい!

手のひらに乗せるとこんな感じ。

 

「Pitchclip2+」の使い方

電池を入れる

まずは付属の電池をセットする。 ボタン電池の型番はCR2032だ。

ギターのヘッドにはさむ

洗濯バサミのようにギターのヘッドにはさむ。

 

電源をボタンを押す

電源ボタンはフチに近い方の大きいボタン。(写真の左側のボタン)

 

さっそくチューニングする

さっそくチューニングしてみる。

まず、6弦を鳴らすと一番近い音名、ここでは「E」が表示され、ちょっとだけ音程が低い場合はインジケーターの左側が点灯する。

 

6弦のペグを回して少しづつ音を高くしていく。ちょっと行き過ぎたようで、右側のインジケーターが表示された。

 

こんどはちょうどのところにきたようだ。左右のインジケーターが同時に点滅して音程が合ったという合図がされた。

これを6弦から1弦まで繰り返していく。

1弦が終わり、再度6弦を確かめてみると、少し音程が低くなっていて弦がゆるんでいるようだ。

他の弦の張力が変わると別の弦へ影響されるのだろう。それでも2巡したところで音程は安定した。

このまでほんの数分、かなり楽ちんでスムーズだ。

ギターの裏側につける

ギターの裏側につけることもできる。

しかしこの場合、画面が上下さかさまになる。

インジケーターが音名の下にくるのはいいが、音程の高低が左右逆になってしまう。

これを反転表示させる機能、リバース表示機能が付いている。

電源長押しでリバース表示機能

リバース表示機能をオンにするには電源を入れる時に電源ボタンを長押し(1秒間)する。

この機能は電源を入れるごとに一度きりの機能なので、

ギターの裏側で使うときは毎回電源を長押しして起動させるとよい。

 

ストロボモードとは

ストロボモードとはチューニングをより高精度に行うためのモードで、

音程が少しでも合っていない場合、インジゲーターが右もしくは左に流れるような表示になる。

流れが止まるポイントに音程を合わせると±0.1セントの精度でチューニングすることができる。

 

モード切替には「DISPLAY/CALIB」ボタン

モード切替スイッチは電源ボタンのとなりにある小さい方のボタン「DISPLAY/CALIB」ボタンを使う。

モードは全部で3種類で、レギュラーモード、ストロボモード、ハーフストロボモード。

レギュラーモードは音程が合った時に左右のランプが合図するモード。

ストロボモードは音程が合った時にランプの流れが止まるモード。

ハーフストロボはレギュラーとストロボが合わさった表示モード。

±0.1セントの高精度判定はストロボモードとハーフストロボモード利用時のみだ。

 

 

「DISPLAY/CALIB」ボタンをワンクリックで現在モードを表示

モード切替スイッチを一回押すと、現在のモードが表示されるだけだ。

ここでは「1」が表示され、現在レギュラーモードであることがわかる。

 

「DISPLAY/CALIB」ボタンをダブルクリックでモード切り変え

ここでモード切替スイッチをダブルクリックのように短い間隔で2回押すと、モードが変更され「2」のストロボモードとなる。

このモード状態は電源を切っても記憶されているので次回電源を入れた状態だとストロボモードのままとなっている。

ここでモード切替スイッチをダブルクリックすると「3」のハーフストロボモードに変わる。

モードの感想

使った感じでは、レギュラーモードとストロボモードの違いはあまりわからなかった。

レギュラーモードでチューニングした後、ストロボモードにしてもそれほど補正する余地はなかった。

ストロボモードでも使い勝手はあまり変わらないので精度が高いとのストロボモードを普段使いにしてもよいだろう。

 

キャリブレーション機能とは

キャリブレーションとは微調整レベルでのチューニングの基準合わせの事で、基準となるA2音が通常は440Hzが標準だが、ピアノやオーケストラによっては442Hzや、それ以外の音程に調整されている場合があるので、この状況に対応するためにチューナーの基準音を微調整する機能だ。

A2音を440Hzを中心に上下5Hzづつ(436Hz~445Hzまで)調整する事が可能だ。

「DISPLAY/CALIB」ボタンを長押しするとキャリブレーション・モードに入り、「DISPLAY/CALIB」ボタンを押すたびに基準ピッチを1Hz単位で、0(440Hz)1(441Hz)...5(445Hz)6(436Hz)...9(439Hz)0(440Hz)...の順番で変更でき、ボタン操作を終えて2秒後に新しい設定が記憶されてチューナー・モードに戻る。設定は電源を切っても記憶される。

 

 

 

 

 

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